米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」で利用できる決済サービス「アップルペイ」に他人のクレジットカード情報を登録し、電化製品などをだまし取ったとして、大阪府警は10日までに、詐欺容疑などで中国人留学生2人を逮捕した。容疑を認めているという。
アップルペイはアイフォーンにカードなどを登録し、店舗で端末にかざすなどして決済できるサービス。
2人の逮捕容疑は3月、大阪市と京都市の家電量販店3店で、他人のカード情報が記録されたアイフォーンを使い、デジタルカメラなど17点(730万円相当)を詐取した疑い。
捜査関係者によると、2人は2台のアイフォーンに日本人男女計8人のカード情報を登録していた。偽造カードによる別の商品詐取事件で逮捕した2人のアイフォーンを調べたところ、アップルペイでの商品購入が分かり、捜査していた。
偽造カードを使用すると決済に失敗し、店側が不審に思い発覚する場合がある。府警は、2人が発覚のリスクを避けるためアップルペイを悪用したとみている。
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