2017年9月29日金曜日

「DLL読み込み」の脆弱性の公表件数が急増、対策方法を紹介(IPA)

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は9月28日、「Windowsアプリケーションの利用における注意~ダウンロード時のファイル保存先に注意を~」とする注意喚起を発表した。これは、「DLL読み込み」の脆弱性の公表が急増していることを受けたもの。同脆弱性のJVN(JapanVulnerability Notes)における公表件数が、2017年1月から3月は4件だったのに対し、4月から8月末までは53件となっている。

同脆弱性は、広く普及しているWindowsのアプリケーションに起因する問題のため、ほかにも多くのアプリケーションに同脆弱性が存在すると考えられ、JVNで公表されているものは氷山の一角としている。また、同脆弱性の場合は、対象のアプリケーションが対策済みかどうか、利用者自身が確認するのは困難として、アプリケーションをダウンロードする場合は「ダウンロード」フォルダでなく新しいフォルダを作成すること、「ReadMe」などのマニュアルを参照し、正規以外のファイルが保存されていないことを確認するといった対策方法を紹介している。

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