2017年9月29日金曜日

「凍結」に抗議相次ぐ Twitter「深く反省」「透明感上げたい」

 Twitterで、「身に覚えがないのにアカウントを凍結された」訴えるユーザーがここ最近、急増している。攻撃的なツイートは行っていないとみられるアカウントまで凍結されるなど、「不当な凍結も多いのでは」「Twitterは凍結の基準を透明化すべき」といった声も大きい。

 Twitter Japanは凍結について「透明性を含め、まだまだ見直すべきことが多いと深く反省している」とコメント。「できるだけ早く透明感を上げたい」としている。

 Twitterによるアカウント凍結は、8月ごろから目立ち始めた。イラストを投稿するユーザー(「絵師」と呼ばれる)のアカウントが次々凍結されて騒ぎに。その後、著名なジャーナリストのアカウントが永久凍結されたり、アリの写真が「ヒアリ」かどうかを判定してくれるアカウント「ヒアリ警察」のアカウントが一時的に制限され、注目を集めた。

【訂正:2017年9月29日午後2時:初出時、ヒアリ警察のアカウントについて、「凍結された」と表現していましたが、「一時的な制限」(ロック)でした。お詫びして訂正いたします】

 ユーザーの間では、「言動に問題がなさそうなアカウントまで凍結されている」「Twitterは凍結の理由を明らかにし、透明性を高めるべき」「凍結に抗議しても、定型文で返信が届くだけで、とりつく島もない」といった不満が高まっている。自分のアカウントが凍結されたことを不当と感じ、Twitter日本法人を訪問して抗議した、と報告するユーザーも現れた。

0 comments:

コメントを投稿