2017年10月24日火曜日

リンゴ印のライフハック (58) iPhoneとは違う? Macでの「Siri」との付き合いかた

声で命令する音声アシスタント機能「Siri(シリ)」。ちょっとした会話を楽しめるなど遊び心も評価され、一躍iPhoneの顔になりました。いまではMacにも導入され、当たり前の存在になりつつありますが、iPhoneとは違う部分がいくつかあります。今回は、そんな"Macで使うSiri"にスポットを当ててみます。

iPhoneとMacのSiriはココが違う

Siriは人間の話し言葉を理解し、命令として実行する機能を持ちます。iPhoneの場合、内蔵のマイクで集音しデジタル信号に変えた音データをクラウド(インターネット上のサーバ)へ送信、そこで分析した結果をもとにiPhoneで処理を行うという流れです。処理の入口と出口をiPhoneが担い、言語としての認識/コンピュータが理解できる命令への変換をクラウドが担うという、一種の分業体制が敷かれていることがポイントです。

Mac版Siriも、技術的なしくみは同じです。人間の言葉をマイクで集音してクラウドへ送信し、クラウドからのフィードバックを受けて命令を実行するという流れをmacOSに置き換えたもので、高度なノウハウを必要とする言語認識の処理はクラウドで行います。詳細は明らかにされていませんが、認識精度やボキャブラリーからすると、iPhoneと同じ認識エンジンを利用していると推測されます。

しかし、Mac版SiriにはiPhone版にない機能が用意されています。

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