日本エイサー株式会社は、Windows Mixed Realityヘッドセットの(MRヘッドセット)コンシューマー版を、10月17日に発売することを発表しました。家電量販店およびAcer Direct楽天市場店にて予約受付を開始しており、価格は59,184円(税込)。ヘッドセット本体とモーションコントローラー2本が付属します。これまでは開発者版だけが先行して予約・販売されていましたが、ついに没入型MRヘッドセットが一般向けに販売される形となります。
MRヘッドセットは、マイクロソフトが10月17日よりWindows 10向けに展開する「Windows Mixed Reality」に対応するヘッドセットです。没入型のいわゆるVRが体験できるデバイスでOculus Riftや HTC ViveなどのPC向けハイエンドVRヘッドマウントディスプレイと近いヘッドセットです。外部センサーが不要でPCに接続するだけでハイエンドなVRを体験できます。
AcerのMRヘッドセットはコントローラー無しの開発者版が40,000円(税込)で先行販売されていましたが、コンシューマー向けのものはヘッドバンド部分などをアップデートし、コントローラー込みで59,184円(税込)となりました。他のハイエンド向けVRヘッドマウントディスプレイ(VRHMD)と比較した表は以下の通り。
Oculus Rift
HTC Vive
PlayStation VR
(PSVR)
Acer MR
国内価格
63,800円
84,110円
44,980円
59,184円
国外価格
499ドル
599ドル
399ドル
399ドル
ハンドコントローラー
同梱
同梱
別売
(※PS4のデュアルショック4コントローラーが使用可能)
同梱
体験に必要な機器
VR対応PC
VR対応PC
PlayStation 4
(PS4)
Windows Mixed Reality 対応PC
MRヘッドセットはHP、デル、レノボ、そしてサムスンなど複数の企業がマイクロソフトと提携して開発を行っており、2017年秋からの発売を予定しています。
(参考リンク)
・マイクロソフト「MRヘッドセット」徹底解説
・Acer製マイクロソフトMRヘッドセットの使用感とは?徹底レビュー
・プレスリリース
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