2017年10月27日金曜日

使ってわかった快適さ、マルチ曲面ディスプレイがとにかくイイ:情熱のミーム 清水亮

今買うべきものはなんですか?と聞かれたら、問答無用で曲面ディスプレイを推す!

実は最近、ときどき客先で――たいていは大学の研究室などだが――教授が曲面ディスプレイを使っているのを目にするようになった。

「曲面ディスプレイ」ったって、画面が曲がってるだけでしょ?とお思いでしょう。はい、正直我輩もそうでした。しかし!!!

画面が曲がっているということがこんなにも快適さに貢献するとは予想していなかった!!

これ、正面から見た写真だとそんなに曲がってないように見えるかもしれませんが、実際にはけっこう曲がってます。

曲がってることの何がいいって、当たり前ですが視線の移動が少なくなるんです。

そもそも人間の目は球体。したがって、平面のディスプレイの場合は、どうしても端の方が歪んで見える。それを脳内で補正したり、無意識のうちに首や体を動かして凝視してたわけです。ディスプレイがでかいと、なおのこと。

ところが曲面ディスプレイの場合、画面の端まで全部こちら側を向いています。したがって眼球の動きだけで、全ての部分を余すところなく把握が可能。

この前は、平面のディスプレイを4面合わせて使っていたのですが、明らかに21:9のディスプレイを上下2段にした方が使い易い。それほど感動ものなのです。

特に僕のように普段から深層学習の学習を複数走らせている場合、ディスプレイの面積と視線移動の少なさはそのまま生産性の高さに直結します。

実を言うと買った瞬間は「格好いいから」というしょーもない理由だったのですが、使い始めてみると予想外の使いやすさに早くも「会社のディスプレイを全部曲面にしてくれ!」という現場の声が上がるほど。

0 comments:

コメントを投稿