2017年10月6日金曜日

CPU性能もゲーム性能もアップ!! Coffee Lake-Sの第8世代Core i7/5を検証する

 Coffee Lake-S(開発コード名)の第8世代Core i7により、Intelのメインストリームに6コアが投入されるわけだが、一方で国内での販売開始は11月になるという話もある。それが正しいのならばあと1カ月待つことになるが、先行してサンプルを入手することができた。とりあえず、このベンチマークの結果を眺めて、発売までにアップグレードプランを練ってみてはいかがだろうか。

●2017年のCPUトレンドは「コアの増加」

 2017年は、エンスージアストはもちろん、メインストリームプラットフォームでもコアが増えた。Intelに関して言えば、エンスージアスト向けのLGA 2066ではCore i9-7980XEが18コア/36スレッドへ、メインストリーム向けでは先月発表されたCoffee Lake-SのCore i7で6コア/12スレッドへ、コア数を拡大している。

 Coffee Lake-SはKaby Lake-Sとアーキテクチャ的には同じだ。製造プロセスは14nm+から14nm++へと、微細化レベルでは同一だが、改良を重ねることで性能を向上させている。この点では、まだアップグレードを検討するきっかけとしては薄いかもしれない。

 ただし、コア数が増え、コア数に合わせてキャッシュも増え、さらに(ベースクロックは低いが)Turbo Boost時の最大クロックが高まったことで、現行第7世代のCoreのパフォーマンスを40%上回ったとしている。

0 comments:

コメントを投稿