2017年10月31日火曜日

すっきりシンプルな優等生に進化した「ZenFone 4」

●最近のトレンドを意識したデザイン
ASUSの「ZenFone 4」は、2016年にSIMフリー市場でヒット端末となった「ZenFone 3」の後継機種。デュアルカメラを採用するなど、前モデルに比べて特にカメラに注力したモデルになっている。今回端末を試用する機会を得たので、作例や個人的な感想も交えてレビューしてみたい。

まずは外観から。「ZenFone」シリーズは前モデルの「ZenFone 3」で大きく見た目を変え、それまでのラウンド状の樹脂カバーだった背面は、フラットなガラスの一枚板へと変更された。「ZenFone 4」も引き続き、背面にはフラットなガラスを採用。エッジ部分には、丸みを持たせる2.5D加工がされている。

一方で前モデルでは背面にあった指紋センサーが、前面に移動した。戻る、ホーム、履歴のナビゲージョンも、タッチ操作時のみ光る仕様になった。良く言えばトレンドのすっきりシンプルなスリムデザインだが、"これぞZenFone"と言える特徴が、背面ガラス下に施された同心円状のヘアライン加工くらいになってしまったのがちょっと寂しい。とはいえ質感はとても良く、ケースなしで使いたくなる高級感のある外観になっている。

○デュアルレンズ搭載でカメラが進化

機能面での最大の特徴はデュアルレンズの搭載をはじめとする、進化したカメラ。ASUSは「ZenFone 4」シリーズで、全モデルに異なるデュアルカメラを搭載するというなかなか大胆な施策を打ち出している。

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