2018年1月25日木曜日

「Google Chrome 64」が安定版に サイトごとの音声ミュート機能や53件の脆弱性修正

 米Googleは1月24日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザ「Chrome 64」の安定版を公開した。Windows、Mac、Linux向けに、数日から数週間かけて配信される。なお、Android版は23日からローリングアウト中だ。

Webサイトごとの音声ミュート機能

 最新バージョンとなる「Chrome 64.0.3282.119」では、バージョン63で見送られたWebサイトごとの音声のミュート機能や、予告されていたリダイレクト広告ブロック機能が追加された。

 任意のWebサイトの音声をミュートするには、Webサイトを開いてアドレスバーのWebアドレスの左端のアイコン(南京錠など3種類ある)をクリックして表示されるプルダウンメニューで[サイトの設定]を選ぶ。

 スクロールしていくと「音声」があるので、ここで「ブロック」を選ぶ。

 ブロックしたWebサイトの音声はすべてミュートされる。たとえば自動再生される動画の表示では音声が有効になっていても聞こえない。ミュートしたサイト内のコンテンツの音声を個別に有効にすることはできず、[サイトの設定]で音声を許可する必要がある。

リダイレクト広告ブロック機能

 Webの広告が原因で突然別のページに飛ばされるリダイレクト広告ブロック機能も追加された。別のページが開くのではなく「Success! The navigation was blocked」と表示されるようになる。

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