2018年3月30日金曜日

2018年春のWindows 10大型アップデートが完成か 見え始めたRedstoneの終わり

 2018年4月に配信が始まる見込みのWindows 10次期大型アップデートは、「Redstone 4(RS4、1803)」の開発コード名で呼ばれ、最近では「Spring Creators Update」の名称がうわさされている。

 そのRS4だが、いよいよ完成のとき、一昔前のWindows OSでいえば「RTM(Release To Manufacturing)」の時期が到来したようだ。

●Redstone 4の最終版は「Build 17133」か

 米Microsoftは3月27日(現地時間)、Windows Insider ProgramのFast Ringユーザー向けにWindows 10 Insider Previewの「Build 17133」の配信を開始した。これが事実上のRS4に相当するビルドになると考えられる。

 理由は幾つかある。Build 17133ではデスクトップ画面右下の「rs4_release」とビルド番号のいわゆる「ウオーターマーク」が消えていること(ウオーターマーク自体は3月23日配信の「Build 17128」から既に消えていた)、そして同ビルドではバグ修正のみの報告となっていることから、ファイナライズに向けた動きは鮮明だ。

 最新のWindows 10ビルド番号を掲載するサイト「BuildFeed」においても、RS4の最新ビルドはBuild 17133で止まっており、内部ビルド(Canary)に相当するWindows Insider Program向けより先行したビルドは出現していない。

0 comments:

コメントを投稿