2018年3月17日土曜日

“テザリング有料化”を巡る3キャリアの見解 納得できる?

 スマートフォンのテザリングはなぜ有料なのか? そんな不満を目にする機会が増えている。きっかけは、NTTドコモKDDI、ソフトバンクの3キャリアが大容量プランを中心にテザリングを有料扱いにしたこと。

 有料化を決めた当初、3社とも期間限定で無料キャンペーンを実施してきたが、キャンペーン終了間際になって「やっぱり有料なのか」「同じモバイル通信なのに、手段が違うだけで有料にするのはいかがなものか」「データ通信をどう使おうとユーザーの自由ではないのか」と物議を醸してきた。KDDIが予定通り2018年3月31日に無料期間を終了すると告知したことから、再びテザリング有料化の議論がヒートアップしてきた。

 まずはテザリング有料化を巡る、3社のこれまでの流れを整理したい。

NTTドコモ

 30GB~100GBの「ウルトラパック」向けテザリングは、当初は2018年3月末まで無料とし、2018年4月から月額1000円(税別)が発生する予定だった。しかし2016年9月のウルトラパック提供開始から、ドコモのネットワーク設備に大きな影響が発生していないことから、無料期間を延長。延長期限は特に定めていない。

 その他のプランではテザリングの料金は発生しない。

KDDI

 20GB~30GBの「スーパーデジラ」のテザリングオプション料金は月額1000円で、2018年3月31日までは無料としていたが、2018年4月以降は月額500円に改定する。

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