NECは13日、噴火が続く霧島連山・新燃岳の火口を、1月に打ち上げた小型観測衛星「ASNARO(アスナロ)2」で撮影したと発表した。
アスナロ2は打ち上げ後、画質を高めるため調整中だが、噴火を受けて今月4日と10日に新燃岳を緊急撮影した。10日の画像では火口が溶岩で満たされ、北西側の縁から流れ出す様子が確認できる。
アスナロ2は長さ3.9メートル、重さ約570キロの小型衛星で、小型ロケット「イプシロン」3号機で打ち上げられた。合成開口レーダーを使い、雲や噴煙を透過して地表を撮影できる。今年9月から商業運用を始める予定だ。
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