2018年3月15日木曜日

公取がアマゾンに立ち入り調査、値引き分の補てん要求か

 
 ネット通販大手の「アマゾン」が食品や日用品メーカーに対し、値引きして販売した商品の値引き分を補填するよう要求していた独占禁止法違反の疑いがあり、公正取引委員会が立ち入り調査をおこなっています。
 独占禁止法違反の疑いで公正取引委員会が立ち入り調査をおこなっているのは、東京・目黒区のネット通販大手「アマゾンジャパン」です。関係者によりますと、アマゾンジャパンは、日用品や食品、家電製品などを仕入れてインターネットサイトで販売をおこなっていますが、値引きして販売した商品の値引き分を補填するようメーカーや卸売業者に要求していた疑いがあるということです。

 補填を求められたメーカーなどの一部は、要求に応じて値引き分を支払っているということで、公正取引委員会は、こうした要求が独占禁止法の「優越的地位の濫用」にあたると判断したものとみられます。(15日12:01)

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