2018年3月20日火曜日

ZOZOSUITはなぜ生まれた? 配送はいつ? スタートトゥデイの前澤社長に聞いてきた

 「サイズという概念を超え、全ての方々にフィットする服が作れないか、考えてきた」――スタートトゥデイの前澤友作社長はこう話す。構想を始めたのは今から7、8年も前のこと。その理想は、採寸スーツ「ZOZOSUIT」とプライベートブランド「ZOZO」という形で世に出た。

●ZOZOSUITとは?

 ZOZOSUITは、身体のサイズを一瞬で計測できるというセンサー内蔵ボディースーツ。スタートトゥデイがニュージーランドのソフトセンサー開発企業StretchSenseと共同開発し、2017年11月22日に予約受付を開始した。ZOZOSUITそのものは無料配布で、かかるのは送料(200円)のみだ。

 ZOZOSUITは上下セットになっており、着用後はZOZOTOWNのスマートフォンアプリiOS/Android)とBluetooth接続して全身の約1万5000カ所を採寸。スリーサイズや首回り、身丈、股下、手首、足首、太ももなど全身の24カ所の採寸結果をアプリから確認できるという。

●ZOZOSUITの開発理由は?

 ZOZOSUIT開発のベースになったのは、プライベートブランドの構想だった。「どういうブランドにするかを考える中、いろいろな体型の方がいらっしゃるので、サイズという概念を超えて全ての方にフィットする服が作れないかと考えてきた」と前澤社長は言う。「S、M、Lの3サイズでは無理だ。では、20サイズあればいいのか、100サイズあればいいのか――。

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