グーグルのVRプラットフォーム「Daydream」に対応した最新の一体型VRヘッドセット、「Mirage Solo」が5月11日に国内で発売されました。グーグルは今後のVRデバイス、特にコントローラーについてどのように考えているのでしょうか。
Mirage Soloのコントローラー、2年前と変わらずグーグルのDaydreamに対応した最新の一体型VRヘッドセット「Mirage Solo」は、高精度のインサイドアウト方式トラッキング技術を誇っています。インサイドアウト方式ではヘッドセットに内蔵されているカメラなどで現実を認識し、現実の動きとVRでの動きを一致させるため、外部センサーを置かなくてもVRの中で動き回ることができます。その一方で、コントローラーについては特に新しいものが採用されていませんでした。
同梱されるコントローラーは、2016年発売のモバイル向けヘッドセット「Daydream View」と同じもの。ポインターのように使うのみで、手を伸ばして物に触れる、といった動作もできません(体験レポートはこちらから)。
この結果、人気のお絵描きアプリ「Tilt Brush」のようにコントローラーを使って操作するアプリは、Mirage Solo向けにはリリースされていません。
2018年5月に開催されたイベントGoogle I/Oの場でも、グーグルはVRのロードマップについてアップデートを行いませんでした。このため、Mirage Soloの位置づけや、モバイルVRの今後について予測がつきにくくなっています。…
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