2018年5月31日木曜日

フリーのピクトグラム素材サイトが便利そう 実用的なものから「怪物に襲われる人」まで幅広く収録

 非常口や「足元注意」の看板でよく見られる、人間を簡略化したデザインの「ヒューマンピクトグラム」。これをアレンジした1000点もの画像を、フリー素材として提供するサイト「ヒューマンピクトグラム2.0」が便利そうです。5年ほど前から存在するサイトですが、最近Twitterで紹介されたことから、あらためて注目を集めています。

 運営者はデザイナーのTopeconHeroesダーヤマさん。収録素材はWeb制作や会議の資料、企画書や看板などのデザインに無料で利用可能です。素材はAdobe illustrator用のAiと、pngとjpgの形式で提供。デザインの改変も許可されており、髪形の変更や装飾品の追加が簡単にできるアタッチメント素材まで用意されています。

 こうした利用条件は「ライセンスとQ&A」ページにまとめられています。使用する際は、事後報告も著作権表記も不要。ただし、素材自体や改変したものの再配布や販売、ロゴとしての商標登録などは禁止されています。

 素材は「職業」や「感情」など8カテゴリーで分類されている上検索機能もあり、用途に適した素材を見つけやすい仕様です。例えば「ビジネス」カテゴリーを見ると、「面接」や「出張」といった実用的なデザインがずらり。ほかにも「探求」を表せる「シャーロック・ホームズ」や、「世界恐慌」に関連付けられる「靴磨きの少年」など、幅広い表現ができる記号がそろっています。

 中には使いどころのよく分からないデザインも。「面白系」や「その他」カテゴリーには、「クラーケンに捕まった人」「ちゃぶ台返し」「ダビデとゴリアテ」などなど、カオスな様相を呈しています。あまりにもバラエティ豊富で、そのうち素材を組み合わせて漫画やアニメを作る人が出てきそうです。

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