2018年5月25日金曜日

Windows 10で使える「Windows MR」って何ができるの?

 皆さんこんにちは。日本HPでPCの製品企画を担当している白木智幸です。普段はPCのちょっと面白い小ネタを紹介していますが、今回から特別編として、VR(仮想現実)/AR(拡張現実)/MR(複合現実)を取り巻く「Windows MR」について紹介します(全3回)。

 VRについては、連載の「体に背負う『バックパック型PC』は何に使う?」でも少し触れていますが、スマートフォンを使って手軽に体感できるものから、据え置きのゲーム機やハイスペックPCを使ってよりリアルな体験を楽しめるもの、さらにはスキューバダイビングのごとくPCを背負うことでもっとリアルに仮想空間へ没入できるものまで、楽しみ方は多岐にわたることを紹介しました。

 VRが盛り上がる中、PCの分野ではさらにVRが身近となるような出来事がありました。2017年10月のWindows 10大型アップデート「Fall Creators Update」で、「Windows Mixed Reality」(MR)という機能が追加されたのです。PCメーカー各社から同時期に発売された周辺機器「Windows MRヘッドセット」を接続すれば、ハイエンドなVR体験ができる環境がOSに標準機能として組み込まれました。

 ややこしいので先に説明しておきますが、プラットフォームのネーミングはWindows MRとなっているものの、使用するデバイスによって体験は異なります。

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