みずほ証券は28日正午から、システムの不具合で26日朝から停止していた個人向けインターネット取引サービスを3日ぶりに全面再開したと発表した。当初目指した28日朝にはサービスを再開できず、復旧を急いでいた。
停止していたのは、ネット上の操作で株式などを売買する「みずほ証券ネット倶楽部」のサービス。関連するサーバーを更新した際、通信経路の設定方法を誤ったことで不具合が発生し、顧客が発注した株式の売買注文が一部成立しないなど問題が生じた。
みずほ証によると、システムの不具合は解消したものの、停止期間中、電話や店舗で受け付けた取引に関するデータをシステムに反映する作業に想定以上の時間がかかった。同社は「できるだけ早く、安全、確実に復旧できるよう、慎重に作業を進めた」(広報)と説明している。
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