福岡市中央区の旧大名小学校でIT関係セミナーの講師を務めた会社員岡本顕一郎さん(41)が刺殺された事件で、遺体の刺し傷が心臓や首を貫通していたことが26日、県警への取材で分かった。殺人容疑などで逮捕された無職松本英光容疑者(42)は、刃渡り約16.5センチのレンジャーナイフで襲ったとみられ、県警は強い殺意を持っていたとみて調べを進める。
県警によると、司法解剖の結果、岡本さんの遺体には上半身を中心に十数カ所の傷があった。心臓や首などに貫通した痕があり、致命傷になったとみられる。松本容疑者はネット上で岡本さんとトラブルになり、恨みを抱いていたという。
凶器とされるナイフは、松本容疑者が市内の交番に出頭した際に持っていたバッグに入っていた。ナイフには血痕が付着しており、県警が詳しく調べている。ナイフは以前から所持していたという。
0 comments:
コメントを投稿