2018年6月22日金曜日

「Googleアカウント」、プライバシー重視のアップデート まずはAndroidから

 米Googleは6月21日(現地時間)、Googleアカウントの管理ツール「Googleアカウント」の改善を発表した。Android向けは既に新しくなっており、iOS版とWebアプリ版も間もなく更新される。

 Googleアカウントは、2015年に「アカウント情報」として立ち上げられたアカウント情報管理ツール。1つのアカウントで使っているサービスやハードウェアでのプライバシー設定やセキュリティを一元管理できる。

 今回の更新で、Googleのマテリアルデザインの適用が進み、画面の上部に6つのタブが並び、下部に新たなタブメニューが追加された。

 上部のタブは「ホーム」「個人情報」「データとカスタマイズ」「セキュリティ」「共有するユーザーと情報」「お支払い」の6つ。ほとんどがプライバシーとセキュリティに関する設定を確認するためのものだ。

 「データとカスタマイズ」では、Googleがどのような個人データを収集しているかを確認し、設定を変更できる。「セキュリティ」タブでは、アカウントでのログイン履歴や本人確認方法の確認などができる。ずっとログインしていない端末があると「セキュリティの問題が見つかりました」として通知し、1タップでログアウトできる機能もある。

 下部のメニューの、「検索」はアカウントの設定方法などに特化した検索が可能。「サポート」には「プロダクトフォーラム」へのリンクがあり、フォーラムでの質問がしやすくなっている。

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