2018年6月28日木曜日

iOS 12は旧機種でも文字入力がラクに。ベータ版にて3D Touch非対応iPhone向けのトラックパッドモードを確認

iOS 12ベータ版で、テキスト入力中にドラッグ操作でカーソル移動ができる「トラックパッドモード」が3D Touch非対応iPhoneでも可能となったことが明らかとなりました。

トラックパッドモードは現状では3D Touch対応iPhoneやiPadで利用でき、目的の位置までのカーソル移動が劇的に便利になる機能。もしiOS 12の正式版でも実装されれば、3D Touch非対応のiPhoneユーザーにとってうれしい変更となりそうです。このトラックパッドモードは、テキスト入力中に特定の操作をすることで、キーボードから文字が消えてトラックパッドに早変わり。その上をなぞることでカーソルを自由に移動できるという機能です。実際には、3D Touch対応iPhoneであればキーボード上を強く押し込むことで、またiPadの場合はキーボードを2本指でマルチタッチすることで発動しました。

iOS 12ベータ版ではキーボードのスペースキーをしばらく長押しすることで、トラックパッドモードに移行できるとのこと。モード切替まで少し時間がかかるものの、実際は3D Touch版の押し込みとそう変わりません。なお、iPadでもこの操作が有効となります。現状の2本指タップよりも簡単そうです。

ただし、3D Touch非対応機種で可能な操作は「カーソルの移動」のみ。現状で使える機種でのトラックパッドモードは単語の選択や、選択範囲の微調整もできますが、これに比べて機能は制限されるわけです。

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