2018年7月2日月曜日

教室が客室や浴室に! 廃校を蘇らせた「仲間と泊まる学校 ちょうなん西小」

マイナビは7月1日、2017年3月末に閉校した千葉県長南町の廃校を活用した新たな団体向け宿泊施設「仲間と泊まる学校 ちょうなん西小」をグランドオープンした。職員室をリノベーションしたカフェも併設し、宿泊者だけでなく地元住民も憩える空間を創出することで、町の地域活性化にも寄与することを目指している。

人口約8,000人・3,200世帯が住む長南町は、急速な少子高齢化や人口減少などの問題に直面している過疎地域。かつてのにぎわいを取り戻すため、廃校を活用した企業誘致をはじめ、積極的に町をあげて対策を図っている。その中でマイナビは、都心からのアクセスや緑豊かな環境に魅力を感じ、同学校を活用した事業を決定した。

「仲間と泊まる学校 ちょうなん西小」はマイナビとして初となる廃校を利用した事業で、最大84人まで(1日1団体まで)が宿泊できる団体宿泊施設。学生の合宿(サークル/部活動/ゼミ)、企業の研修、団体旅行など、2万1,000平米以上の敷地を自由に使うことができる。

自然豊かで静かな校内のため、研修やゼミ合宿などチームビルディングに集中できる環境であり、食堂は教室のつくりをそのまま生かしながら給食スタイルで提供する。また、中庭でバーベキューも可能。さらに、職員室を改築したカフェも併設する。

客室も浴室も全て"元・教室"ゆえに、利用者は懐かしくも新しい特別な時間を楽しめる。宿泊には広いグラウンドと体育館を使用。

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