2018年7月10日火曜日

家の中で「財布や鍵が見つからない」をスマートスピーカーで解消するワザ

 ここ1~2年で参入メーカーが劇的に増え、家電量販店でも特設コーナーが作られるようになりつつある"旬のアイテム"が、セキュリティタグだ。タグを財布や鍵などに取り付けておくことで、スマートフォンからの操作によって音や光で通知して、置き場所を特定できるようになる。

 最近、このセキュリティタグのうち、スマートスピーカーと連携できる製品が登場しつつある。つまりスマートスピーカーに音声で尋ねることで、タグのアラームが鳴り、持ち物の置き場所が分かるというわけだ。朝の忙しいとき、財布や鍵をどこに置いたか分からない場合に、わざわざスマホを開くこともなく探せるので大変便利だ。

 今回は実際に、どのような使い勝手なのかを試してみよう。

●Alexaスキルを有効化して既存アカウントとリンクさせるだけ

 今回は数あるセキュリティタグの中から、米国発のスマートタグである「Tile」シリーズを試してみた。国内ではやや後発だが、北米圏では高いシェアを誇っており、用途別に複数のモデルを用意しているのも魅力だ。

 ちょうど2018年6月にスマートスピーカーの「Amazon Echo」で使える「Alexa」スキルがリリースされたというタイミングのよさもあり、今回はこのTileシリーズ(「Tile Mate」と「Tile Slim」の2モデル)に絞って紹介する。

 製品の初期設定、つまりスマホからTileを呼び出すのに必要なリンクは完了しているものとして、ここにAmazon Echoを参加させ、音声で呼び出せるようにするための手順は、大きく2つに分けられる。

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