2018年7月23日月曜日

「d払い」を実際に使ってみて分かった、メリットとデメリット

 「d払い」は、スマホに表示させたバーコード/QRコードを読み取ってもらうことで、キャッシュレスで買い物ができる、NTTドコモの決済サービスだ。代金は毎月の携帯電話料金と合算して払える他、クレジットカード払いやdポイントを利用した支払いもできる。

 dアカウントがあれば利用でき、ドコモ回線の契約がなくても利用できるのが「ドコモ払い」(旧ドコモ ケータイ払い)との大きな違いだ。支払い金額200円につきdポイントを1ポイントためられる。d払いに対応したECサイトでの支払い時には、100円につき1ポイントがたまる。

 ドコモはキャッシュレス決済として、おサイフケータイを利用する「iD」も提供しているが、d払いはクレジットカードの登録が不要なので、クレジットカードを使えない/使いたくない人でも、キャッシュレスで支払いができるのがメリットだ。子供が際限なく使ってしまうのではという心配もご無用。未成年の場合は、電話料金合算払いの利用限度額が1万円/月に制限されている。

 d払いに対応するd払い加盟店は、市販のタブレットや専用アプリを用意することでサービスを提供できる。バーコードを読み取るリーダーがあれば、ソフトウェアのアップデートで対応でき、POSレジの大幅な改修など大きな初期投資を行うことなく導入できることが魅力だ。

 2018年4月のサービス開始当初は、9社約1700店舗にd払いが導入された。その後、今夏にはローソン、年度内にはマツモトキヨシなどが対応し、2018年度中に10万店舗以上に導入される予定だ。

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