2018年9月13日木曜日

ポケモンGOで「ポケストップ申請」、韓国とブラジルでテスト開始。Ingressエージェントが検証

ポケモンGOアプリの新機能、「ポケストップ申請」のベータテストが始まりました。

近所の史跡やランドマークなどを候補として提案することで、審査を経て新たなポケストップが作られる仕組みです。

アプリの更新で、ポケモンGOから直接「ポケストップ申請」する機能が加わりました。しかし、現時点ではまだ限定ベータテストの段階。実際に申請できるのは韓国およびブラジルのレベル40トレーナーに限定されています。

ポケモンGOの開発・運営元ナイアンティックによれば、この二か国が選ばれたのはプレーヤー人口に対してポケストップが不足していること、また今後の発展の可能性から。

今後ポケストップ数を大きく増やす必要がありつつ、大量の申請で審査が麻痺してしまわないバランスでテスト地域に選ばれたとされています。

面白いのは、申請されたポケストップの予備的なチェック自体にもプレーヤーコミュニティを活用すること。

ナイアンティックがポケモンGOより前から運営する実世界陣取りゲームIngressでは、奪い合う拠点となる「ポータル」が世界中に点在しています。

Ingressのポータルはエージェント(プレーヤー)たちからの申請を通じて登録されており、同じ技術プラットフォームを利用するポケモンGOの開始時には、このポータルのデータを元にポケストップが作られました。

ナイアンティックのBlogによると、今回のベータテストでポケモンGOの最高レベルトレーナーが申請したポケストップ候補は、経験を積んだIngressのエージェントだけが請け負うことのできるゲーム内ミッション「Operation Portal Recon」を通じてチェックされ、有望なものが最終的にナイアンティックの審査を経てゲーム内に追加される可能性があるとのこと。

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