2013年11月20日水曜日

ドコモとauの「Xperia Z1」、どちらが安い?――2年間のコストを比較

「Xperia Z1」の"ここ"が知りたい 第2回:

 ドコモの「Xperia Z1 SO-01F」とauの「Xperia Z1 SOL23」は、ほぼ同時期に発売されたが、本体価格と料金プランはどれだけ差があるのだろうか。また、型落ちの旧機種も併売されているが、どの程度の価格差があるのか。今回は料金をチェックしてみた。

●質問:Xperia Z1を安く買うならドコモ版かau版か?

 Xperia Z1はドコモからSO-01F、auからSOL23として発売されている。さらにドコモでは夏モデルのツートップで絶大な人気を博した「Xperia A SO-04E」が現在も発売されている。auでもドコモのXperia Zとほぼ同じスペックの「Xperia UL SOL22」が発売中だ(Xperia Z SO-02Eはすでに生産終了となっている)。

 今回はこれら4機種の24カ月のトータルコストを調べてみた。本体代についてはドコモとauのオンラインショップの価格を参考にし、キャッシュバックについては含んでいない。

 まずはXperia Z1から。詳細は以下の通り。

 新規契約、MNP、機種変更、それぞれの本体代に、ドコモの「月々サポート」とauの「毎月割」を反映させた実質価格を掲載した。さらに基本使用料(ドコモは「タイプXiにねん」、auは「LTEプラン」)と、インターネット接続料、パケット定額(ドコモは「Xiパケ・ホーダイ ライト」、auは「LTEフラット」)を24カ月分加算した。最後に各種キャンペーンなどの割引を引いた金額を求めた。手数料やユニバーサルサービス料は反映していない。

 auのみ、固定通信サービスとのセットで最大2年間毎月1480円割り引く「auスマートバリュー」があるので、トータルコストは、auスマートバリューを適用した場合と適用しない場合の2種類で計算している。

 2年間のトータルコストは、auスマートバリューを適用すればSOL23の方が安く、auスマートバリューを適用しなければSO-01Fの方が安い。auにMNPした22歳以下の人に適用される「U22 auにかえる割」と、auスマートバリューを組み合わせるパターンは特に安い。U22 auにかえる割では基本使用料(月額980円)が最大3年間無料になり、パケット定額料が最大3年間にわたって月1050円割り引かれる。今回は2年間の利用を想定しているので、2年分を割り引くと、トータルコストは9万9720円になる。

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