iPhoneがポケットに入ってれば、タッチでカギが開きます。
家に着いた、と思ったら、カギがない! つい何秒か前まで手に持ってたはずなのに…ゴソゴソ…どうしよう…? …なんてこと、大人になってもありますよね。でもそれは、カギを開ける手段が物理的なカギしかなかったせいかもしれません。未来から来た錠前、クイックセット社のKevoなら、ひとつじゃなく3つの手段でカギを開けられます。だからもう、カギがなくて家に入れないって事態もなくなるんです。
Kevoって?
それはスマートな錠前です。その錠を開く方法は3種類、キー・フォブ(小さなタグみたいな認証装置)と、Kevoのモバイルアプリで生成されるeKey、または昔ながらのいわゆるカギがあって、そのどれかがあればOKなんです。
家関係のスマートなデバイスって、それなりにテクノロジーの知識が必要だったりして、たいていの人は敬遠してしまいます。新しい方法を学んだり、慣れたりするのに使うエネルギーを想像するだけでも面倒で、ちょっと試そうという気すら起こらなくなってきます。
でもKevoには、昔ながらの物理的なカギも使いつつ、新しい「モノのインターネット(Internet of Things)」の世界に導いてくれるような柔軟性があります。ユーザーがデバイスに合わせて賢くなるんじゃなくて、デバイスの方がユーザーの賢さに合わせてくれてる感じです。
デザイン
見てくれは、やけにかっこいいシリンダーロックです。タッチを感知するリングが鍵穴を取り囲んでいて、キー・フォブとかiPhoneにあるeKeyと連動し、手でタッチするとドアのロックを開けてくれます。内側には電子部品と頭脳と電池が詰まっています。そしてボルトの機構がその間に収まっています。
使う前にまずこの錠の取り付けがあるんですが、もし素の新しいドアに穴を空けてくっつけるんだとしたら、「匠」並みの技とかパワードリルが必要かもしれません。でももし普通の錠から入れ替えるんだとしたら、やることはすごくわかりやすいし、付属してるマニュアルもかなり詳細に書かれてます。さらに専用のヘルプデスクもあって、本当に困ったときは電話できます。取り付けが終わったら次はキー・フォブのキャリブレーションとeKeyの発行ですが、そっちは大体10分くらいでできます。
セットアップ完了後、まずキー・フォブを使ってみましたが、本当にスマートにドアを開けられます。…
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