2013年11月21日木曜日

[データ] スマホ所有率、10代で8割、うち8割がSNSアプリ利用、「LINE」がトップ

10歳代の若年層でスマートフォン所有率は8割弱に達し、これらの層では多くがSNSアプリケーションを使っている。特に「LINE」の利用頻度が最も高く、「Facebook」や「Twitter」を大きく引き離した。ジャストシステムが調査結果を発表した。

この調査は2013年10月28―30日の期間、インターネット上で実施し、10―60歳代の男女1100人から回答を集めた。スマートフォン所有率は全体で48%だが、10歳代で75%、20歳代で69.5%、30歳代で60.5%と、低年齢層ほど高い割合を示した(グラフ参照)。いずれも同社が過去に行った調査に比べ最高を記録している。

スマートフォン所有者に最近1年間の利用状況を尋ねたところ、80.3%の人が何らかのSNSアプリケーションを使っている。ほぼ毎日使っているという人は40.7%だった。

ただし、SNSアプリを複数併用しているという人は29.5%と少数派だった。さらに最近1年間で「最も利用頻度の高かったSNSアプリが別のSNSアプリに変わった」という人は7%にとどまり、1つのSNSを使い続ける傾向が顕著だった。

最も利用頻度の高いSNSアプリを具体的に尋ねたところ、「LINE」が圧倒的で41.5%。以下は「Facebook」が19.1%、 「Twitter」が15.9%と続いた。特に10歳代はLINEを挙げる人が男性で50%、女性で54.1%に達している。

10歳代の1日当たりのSNSアプリの平均利用時間を見ると、LINEは女性で38分、男性で32分となった。Twitterは男女とも37分。Facebookは男性8分、女性14分。

(植木 皓=ニューズフロント)

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