2013年11月3日日曜日

プレイヤーの人間性が問われる? 愛する人をSMで責める「拷問」ゲームが発売

相手に痛みを与えるのに、プレイヤーの優しさが重要なんです。

『メタルギアソリッド』や『グランド・セフト・オート』、『スプリンターセル』などなど、ゲームのストーリー上、拷問する/されるシーンというのは...しょっちゅうあるワケではありませんが、チョイチョイ出てくるため、出てきたからと言ってビックリするほど珍しいものではなくなってきた昨今。

しかしそういうシーンが出てきたら、わりと軍隊式の拷問方法が多かったりするんですよね。なので、リアル過ぎて気分を害してしまったり、残忍すぎて衝撃を受けてしまったりする人もいるようです。

ですが、たとえばSMプレイのように双方の合意があって行われる拷問であればどうでしょうか? 

そして、そんなシミュレーターがあったなら、みなさんはプレイしてみますか? 

 先日リリースされたばかりだという、このゲームの名前は『コンセンシュアル・トーチャー・シミュレーター』。これは無粋ながらも直訳してみますと、「合意の上でする拷問の模擬訓練」というかなり妖しいSMチックなものとなっています。

これはゲームデザイナーのメリット・コーパスさんによって作られたもので、内容は自分のガールフレンドを泣かせるのが目的という、ドSな内容なのです。

その方法は...拳で殴ったり平手でビンタしたり、または道具を使うなら細長い棒でピシッ! と鞭打つこともできます。どのような方法を選んだとしても、ゴールはひとつ。出てくるテキストからパートナーの感情を読み取って、それに応える形でプレイを進めていくのです。

プレイヤーである自分が、この方法を試してみたい! と惹かれたやり方で進めていけば良いワケで...たとえばオシリをペンペンするスパンキングだって全然アリ。本能の赴くままに彼女を泣かせちゃいましょう。

とはいえ! プレイヤーは何でもかんでもやりたいように出来るのではなく、まずはパートナーにお伺いを立てて、その相手が「合意」した方法を使わないと信頼を損ねてしまうのだそうです。

前もってパートナーと道具や方法を呼ぶキーワードを設けておいたり、これを言ったらプレイを終了するという「セーフワード」を決めておく必要があったりとか。これはもう、本気でホンモノのSMの世界と全く同じやり方ですね。

もうコレ以上耐えられない、という限界値まで相手に痛めつけられ、知らず知らずのうちに熱い涙がこぼれ落ちることもある。でもこの言葉を言ったら止めてくれる。

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