2013年12月2日月曜日

Amazon、ドローンでの配送サービス「Prime Air」構想を発表

 米Amazon.comは12月1日(現地時間)、小型無人飛行機(一般にドローンと呼ばれる)での配送サービス「Amazon Prime Air」を発表した。早ければ2015年にスタートする計画だ。

 実際に商用サービスとして稼働させるにはまだ数年掛かるとしつつも、技術的には可能になっており、米連邦航空局(FAA)の認可を待っているという。FAAはこの7月、無人機(UAV)の商用利用を認可しており、連邦捜査局(FBI)は捜査にUAVを利用している。

 Prime Airの目標は、顧客が注文した商品を30分以内に届けること。同社はこれまでも、商品配送短縮のためにさまざまな取り組みを行っている。例えば、昨年3月に買収したロボットメーカーKiva Systemsのロボットを複数の物流センターに導入しており、この11月には米郵政公社との提携で日曜配送サービスを開始した。

 同サービスの料金や配送可能地域、重量やサイズの制限などはまだ明らかになっていない。

 Amazonが公式YouTubeチャンネルで公開した動画を見ると、商品を入れた専用ボックスがドローンにセットされてから顧客の家の前にそれを置いて戻るまでがすべて自動で行われている。

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