Dumb Little Man:怒りが自己成長にマイナスの影響を与えるのは周知のとおり。しかし、多くの人が(筆者自身も含めて)、怒りをコントロールできず、馬鹿げた言動や行動をとってしまいます。
今回は、怒りをコントロールする効果的な方法をステップ形式で紹介します。
1.選択する
怒りのコントロールの前に、やっておくことがあります。それは「選択」です。
あなたにも覚えがあるはず。誰かと議論するうちに怒りを感じはじめ、相手を打ち負かせねば気が済まなくなったときのことを。引き下がるべきは相手の方であり、絶対に自分の方ではなくなっています。
お察しのとおり、その時、相手の内面にも同じ感情が起きているのです。両者とも相手を打ち負かそうと必死になっています。どちらもが引き下がらないとき、怒りの問題が持ち上がります。
あなたは選ばねばなりません。よく考えて、自分にとって大切だと思う方を選んでください。正しい行いをするか、無意味な争いに勝利するか...。こんな怒りの感情に囚われた時、正しい振る舞いをする人間でいたいのか、怒りの戦いに勝利した人間になりたいのか...。
おわかりだと思いますが、選ぶべきは正しい行いをすることです。相手を打ち負かしても本当の利益はありません。相手をみじめな気持ちにするだけです。また、その人があなたの家族や愛する人だった場合はさらに悲劇です。
2.怒りに気づく
正しい行いをしようと決断したら、次のステップは自分の怒りに気づくことです。初めは難しいでしょう。あなたが感情を表に出さないタイプの人間ならなおさらです。誰でも多少の訓練が必要でしょう。
ポイントは、ステップ1の選択を思い出すこと。怒りが始まっていても、自分がした選択を思い出せば、冷静さを取り戻し、自分の怒りに気づけます。
3.一歩引いて分析する
自分が怒りの監獄に捉えられているのに気づいたら、脱獄を試みてください。心の中で一歩下がって、冷静に状況を眺めてください。
そして、怒りの元となった事件を思い返し、大きな視点から見直してみましょう。
4.それは本当に重要なことか?
その事件はネガティブな感情を持たねばならないほど重大なことだろうか? また、その価値があるだろうか?
ほとんどの場合、そうではありません。
あなたの頼み事を忘れていた友人、ミルクに砂糖を入れ忘れた母親。ほとんどの場合、さほど重要なことではないのです。
5.水に流す
怒る必要がないとわかったら、水に流しましょう。…
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