2014年2月7日金曜日

クラウドワークス経由の仕事「のみ」で生活を実現

クラウドワークスで始める新しい働き方:

 鹿児島県在住のフリーランスエンジニア、金森孝徳さんは2013年からクラウドワークス経由の売上のみで生計を立てている。クラウドソーシングのみで生計を立てる生活とはどういうものなのか、金森さんに聞いた。

●会社が潰れたことがきっかけでバックパッカーになり、お金が尽きて独立

――フリーランスとして働き出した経緯を教えてください。

 東京でシステムエンジニアとして会社勤めをしていましたが、2年前に会社が潰れました。東京の生活に飽きてきていたこともあり、転職するのではなくバックパッカーになりました。その後、北海道から九州まで半年くらいバックパッカーをしていましたが、鹿児島でお金が尽き、鹿児島のゲストハウスで働きながら住ませてもらうことになりました。まずはバックパッカーから、アルバイトになりました。

――どのような経路でクラウドワークスを知ったのでしょうか。

 誰かが書いているブログをたまたま読んで知りました。2012年10月のことです。鹿児島で派遣会社に登録して仕事を得ようともしましたが、仕事があまりありませんでした。クラウドワークスを見ると、案件数の多さに驚きました。サイトデザインも親しみが持てて、ここで仕事を探してみようと思いました。

●2013年に入ってからは、クラウドワークスのみで生計を立てる

――クラウドワークスを利用し始めるにあたって、苦労したことや工夫したことはありますか?

 最初は応募してもなかなか案件が取れませんでした。発注側から見ると、クラウドワークス上で実績がある人の方が信用できると思います。ポートフォリオサイトを持っていなかったのが、少し痛かったです。実績を作るために、少し安めの見積もりで応募することもありました。案件によって応募数にバラつきがあるので、応募数が少ない案件を狙うと、受注しやすかったです。

――クラウドワークス経由の仕事の比率はどれくらいでしょうか。

 2013年からは、クラウドワークスでしか仕事をしていません。今は歯科医院のサイト制作と、とあるサイトのコーディング案件を手掛けています。生活コストが低いこともあり、月に20~30万円稼げれば生活できるので、当面はクラウドワークス以外で仕事を探そうとは思っていません。手掛けた仕事が終わると、毎朝のお勧め案件のメールを見たり、それでも足りないときはクラウドワークスのサイトに飛んで、案件を検索して探したりしています。

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