2014年2月12日水曜日

ウェブ版 Google+ の写真編集にHDR SCAPE フィルタとズーム機能追加

Google が、Google+ のウェブ版写真編集機能にHDR SCAPE フィルタとズーム機能を追加しました。新機能はすべてのGoogle+ ユーザーへ段階的に開放される予定です。

HDR SCAPE フィルタは、撮影済みの一枚の画像にHDR (ハイダイナミックレンジ)効果を加える機能。iOS /Android 用画像編集アプリ Snapseed では従来から利用できたフィルタで、風景や建造物で劇的な効果を発揮します。

HDR とはハイダイナミックレンジの略。明るい部分が白飛びしたり暗い部分が黒つぶれすることなく、幅広いダイナミックレンジを持つ画像を生成します。

Google+ には、保存した写真に自動的に効果を追加する「おまかせビジュアル」(auto awesome)機能のひとつとして、露出の違う複数の写真からHDR画像を生成する機能は従来からありました。

一方、今回加わった HDR Scape フィルタは手動で写真を編集する際のフィルタのひとつで、撮影済みの1枚の写真に適用できます。

もう一つの新機能「ズーム機能」は、文字通り画像を拡大表示する機能。各種フィルタを適用した際に、画像がどのように変化するのかなどを詳細に確認できます。

注意点として、これらの高度な編集機能を利用するには、Chrome ブラウザからGoogle+ にログインする必要があります。

なお前述の Snapseed は、Photoshop 用プラグインなどで知られたイメージングソフトウェアの企業 Nik Software が開発したアプリ。同社は2012年にGoogle が買収しています。

さらに Google は先日、長年Adobe でPhotoshop の開発に携わってきたJohn Nack 氏をデジタル写真チームのプロダクトマネージャーとして招くなど、近年は写真へ注力する姿勢を鮮明にしています。

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