2014年2月3日月曜日

アップル、iWatch連携アプリ「Healthbook」をiOS 8で導入?センサ情報を集中管理

買収や人材獲得で情況証拠は積もるものの、いつ出るか具体的な話は聞こえてこないアップル iWatch (仮)の話題。iWatch は心拍や血圧などのセンサーを搭載しフィットネス / ヘルスケア用途を強調した製品になり、対になるアプリ「Healthbook」(仮)と同時に発表されるかもしれません。

「Healthbook」(ヘルスブック)の話を伝えたのは、アップル系うわさサイトの老舗 9to5Mac 。ソースはおなじみの「アップルの計画について説明を受けた情報筋」ですが、抜粋すれば:

・アップルはフィットネスや健康管理を統合した Healthbook なるアプリを開発している。
・Healthbook は iOS 8の大きな要素として発表される見込み。
・iWatch (仮) は Healthbook と共に、フィットネスやヘルスケアを大きな売りとして登場する。
・iWatch は何らかの複合センサを搭載し、脈拍や血圧など、iPhone だけでは取得できない情報を Healthbook に送る。

といったところ。耳新しい Healthbook については、すでに提供中の Passbook に近いインターフェースを採用し、複数の情報をカードで管理するアプリとされています。たとえば歩数や消費カロリー、体重血圧ほか健康管理系のグラフ、投薬のリマインダなど。

(日本ではあまり使われている話を聞かない Passbook のほうは、航空券やカフェのポイントカード、ホテルやレストランの予約、イベントのチケットなどをメールやアプリ、紙(バーコード)から取り込んで、まとめて管理したり時間や位置情報で必要なときに表示&店舗側でそのままスキャンして使うアプリです。)

とりあえず iWatch (仮) とは別にアップル純正のフィットネス&ヘルスケア アプリについて考えてみると、アップルは iPhone 5s から、メインのチップセットの一部としてモーションコプロセッサM7を採用しています。(トップの画像は iPhone 5s 発表時の M7 解説スライド)。M7 は低消費電力で常時センサー情報を監視することで、「新世代の健康&フィットネスアプリを実現する」チップであると説明されていました。

ウォーキングやランニングを記録するフィットネス アプリは Nike を代表に iOS でもすでに大きな市場を形成していますが、デバイスが iPhone 5s の場合に限り、アプリを起動していなくてもバックグラウンドで移動を感知して計測集計する機能を備えるアプリも増えてきました。

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