2014年3月10日月曜日

AQUOS PHONE Xx mini 303SHレビュー:IGZOの省電力を検証。機能性が増したFeel UX

ソフトバンクモバイルは、Hybrid 4G LTE対応のシャープ製スマートフォン AQUOS PHONE Xx mini 303SHを発売しました。前回のカメラ性能チェックに続いて、今回は IGZO液晶などディスプレイ関連についてお伝えします。487ppi高精細IGZOディスプレイと片手操作性4.5インチ、1920 x 1080ドットのフルHD、省電力設計のIGZO液晶を搭載しており、画素密度は487ppiを実現。 競合のジャパンディスプレイが、543ppiのWQHD 2560x1440の液晶を発表 していますが、スマートフォンとしては最高水準の画素密度です。

IGZOの省電力性能を従来の液晶と比較すると、消費電流は静止画表示が約1/10、動画再生時が約1/2に抑えられます。これに加え、シャープでは省エネモード「エコ技」と2120mAhバッテリーとの合わせ技で、「余裕の電池持ち2日間」とうたっています。

今回、検証のためにAndroidアプリ「Tunein Raido」で音楽のストリーミング配信を連続動作させてチェックしました。

Tunein Raidoで音楽再生、 画面の明るさ設定画面、バッテリーモニターウィジェットのグラフ

検証では、エコ技をオフ、画面の明るさをオート、モバイルデータでのLTE接続をオン(Wi-Fiオフ)、-80dBm台の電波強度が安定した場所に置き、スリープまでの時間を30分に設定して30分に一度は画面をタッチして、スリープ状態にならないようにしました。その結果、連続で約5時間15分の再生が可能でした。静止画像での省電力化が得意なIGZO、エコ技を利用すれば2日目までバッテリーが持つのかもしれません。

なお、電池残量0%から50%までの充電時間は僅か40分ほど。急速充電をうたってはいないものの、早く充電できることが確認できました。

Sweep ON

ディスプレイON・OFF操作は、スリープ中の画面を指でなぞると点灯する『Sweep ON』、端末を左右に2回振ると画面を消灯する『Shake OFF』といった機能があります。従来機種に搭載していたものよりも反応が良く、使い勝手が向上しています。

さらに、『Bright Keep』は、手に持った状態で不意の消灯を避けて画面点灯をキープし、水平に置くとすぐに消灯してくれるなど、手間を減らしてくれます。

動画を見る

ユーザインターフェイスは、シャープ製Android端末でおなじみ、ウェルカムシートと3ラインホームのFeel UXを採用しています。

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