経営再建中の半導体大手ルネサスエレクトロニクスが検討している液晶用半導体子会社「ルネサスエスピードライバ」(東京)の売却先として、米IT大手アップルが有力となっていることが2日、分かった。アップルは液晶の性能を決める重要部品の技術を傘下に収めることで、高画質で消費電力が少ないスマートフォンの開発を目指す。
ルネサスは現在、ルネサスエスピードライバ株の55%を持ち、シャープと、台湾の半導体メーカーのパワーチップがそれぞれ25%、20%を保有している。ルネサスエスピードライバは東京都小平市と奈良県天理市に拠点がある。
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