2014年5月16日金曜日

意外に低い?キュレーション型グルメアプリの認知率/利用率1位は「Retty」で4%弱【ジャストシステム調査】

 ジャストシステムが行った調査から、「Retty」「TERIYAKI」等の7つのキュレーション型グルメアプリのうち、利用率がもっとも高かったのは「Retty」で3.7%であることがわかった。

 ジャストシステムは、セルフ型アンケートサービス「Fastask」を利用して「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2014年4月度)」を実施した。

●10代から60代までの約4割が「LINE」を利用

 調査によると、15歳から69歳までの「LINE」利用率は39.3%となり、昨年2013年4月に実施の調査(15歳から69歳までの「LINE」利用率は27.2%)に比べると、「LINE」利用率は12.1%増加した。特に今回の調査では、10代の利用率は62.0%で、10代女性だけで見ると72.0%に達した。

 そのほかの主要Webサービスでここ1年間で利用率の変化が大きかったのは、「mixi」(5.6%減の16.5%)、「Instagram」(3.3%増の6.9%)、「Google+」(2.7%増の17.2%)ということがわかった。

●キュレーション型グルメアプリの利用率1位は「Retty」

 ユーザーの投稿から飲食店の情報を調べられる「キュレーション型グルメアプリ」のうち、主要7サービス(「Retty」「SynchroLife」「TERIYAKI」「Chrono」「favoreat」「Gourmet book」「Spoon!」)の認知度はそれぞれ7.6%から10.6%の間であった。利用率がもっとも高かったのは「Retty」(3.7%)、次いで「TERIYAKI」(3.4%)に。

●スマホ決済サービス「楽天スマートペイ」の認知率は5割超

 スマートフォンと専用カードリーダーを組み合わせてクレジットカード決済する「スマホ決済サービス」の利用経験者は、6.9%にとどまった。認知率が高かったサービスは、「楽天スマートペイ」(52.2%)、「Paypal Here」(37.2%)、「Square」(32.1%)の順であった。

●3Dプリンタの所有率は1.2%

 3Dプリンタの所有率は1.2%(前年比0.7%増)、購入検討率は3.4%(同1.2%増)、認知率78.9%(同21.6%増)となり、所有率、購入検討率、認知率ともに前年を上回ったが、認知率の伸びに対して所有率の伸びが低い結果となった。

【調査概要】
調査期間:2014年4月24~27日
調査対象:Fastaskのモニターのうち、全国の15歳から69歳の男女
(※5歳ごとに、男女それぞれ50名ずつ割り付け)
調査人数:1,100名

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