2014年5月17日土曜日

うっかり情報漏えいしないために…USBメモリを正しく破棄する方法

もう使わない・使えなくなってしまったUSBメモリを破棄する際の正しいやり方をご存知ですか?うっかりメモリの中身を読み取られてしまったりしないよう、壊すべき箇所をしっかり確認して捨てることをおすすめします。

■ 1. ケースを外す

差し込み口の付け根を親指で曲げて、USBメモリのケースを外します。

■ 2. 壊すべきチップを確認

差し込み口を左に向けたときに右側にある大きめのチップがデータ保持用のフラッシュメモリ。左側の小さいチップはコントローラ。データを消すには、確実に、大きめのフラッシュメモリを狙います。フラッシュメモリは複数実装されている可能性もありますが、その場合は全部壊さないとダメなのでよく確認しましょう。シールの裏に隠れていることもあります。

■ 3. 壊す

工具は何でもいいのですが、基盤ごとチップをしっかり挟めるものを使います。挟んだらしっかりねじ切る、押し切るなどして確実にチップを破壊しましょう。

■ 4. 完了

しっかり破壊されたら完了です。各自治体のルールに沿った方法でゴミとして処分しましょう。

■ 注意するべきポイント

コントローラや周辺回路を破壊されると、そのUSBメモリは読み書きできなくなります。でも実はフラッシュメモリのチップさえ無事なら、外して他のメモリに移植すればデータを読めてしまいます。つまり、正しくチップを破壊していない状態ではまだデータを吸い出される危険性があるということです。確実にフラッシュメモリのチップを破壊するようにしましょう。


(著&写真:nanapiユーザー・ぽり 編集:nanapi編集部)

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