2014年6月4日水曜日

日本代表、ブラジルW杯の結果は…「FIFA 14」発売イベントで完全シミュレーション

 4日、六本木ヒルズアリーナで、PS4版『FIFA 14』を使ったブラジル・ワールドカップ勝敗予想パブリックビューイングイベントが開催された。

 同イベントは、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)が「PlayStation4×FIFA 14 2014 FIFA World Cup Brazil Limited Pack」を翌5日に発売することを記念して、開催されたもの。PS4版『FIFA 14』をプレイし、コンピュータ同士の対戦でブラジル・ワールドカップが完全シミュレーションされた。日本代表のユニフォームを着用したサポーターも大勢詰めかけ、太鼓を用いた応援も行われるなど、会場は本大会さながらの熱気に包まれた。

 ゲストには、司会と実況を担当する山田泰三氏と元日本代表MFの前園真聖氏、ピースの又吉直樹さんと綾部祐二さん、水沢アリーさんが登場。「シュートを打った時の爽快感がサッカーそのもの」(又吉さん)というPS4版『FIFA 14』の試合映像を見ながらトークを繰り広げ、サポーターを沸かせた。

 日本代表が属するグループCでは、全試合のハイライトを放映。第1戦のコートジボワール戦は、開始3分にMF本田圭佑の得点で日本が先制したが、直後にMFヤヤ・トゥーレに左足ボレーを決められ、1-1で前半を折り返す。54分、本田が2点目を決めて日本が2-1で競り勝ち、白星スタートを切った。第2戦のギリシャ戦は、終盤に点を取り合う展開に。77分に本田がPKを決めたが、80分に同点弾を許す。直後には、MF長谷部誠のスルーパスを受けたMF香川真司が冷静に一対一を制して勝ち越したが、87分に再び追いつかれ、2-2の引き分けに終わった。

 そして第3戦では、勝ち点4で並ぶコロンビアと対戦。勝てばグループリーグ突破が決まる日本だが、29分に香川が決めた得点を守りきれず、後半に2失点を喫して1-2で敗れた。しかし、他会場の結果、1勝1分け1敗の日本は2位に入り、決勝トーナメント進出を決めた。なお、日本は決勝トーナメント1回戦でウルグアイをPK戦の末に破ったものの、準々決勝でスペインに1-2で敗れ、ベスト8で敗退。優勝は開催国のブラジルで、決勝では前回王者のスペインを2-1で破った。

 イベントでは、ゲストによる本大会の展望も行われた。ピースの2人と前園氏は、日本代表のグループリーグの成績を「2勝1分け」、水沢さんは「1勝1分け1敗」と、予想。

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