PC用メモリの老舗メーカーCorsair(コルセア)より、USB 3.0メモリFlash Voyager GTXが米国で発売になりました。容量は256GBと128GBの2種類で、価格はそれぞれ254.99ドルと129.99ドルです。日本でも同社製品を扱う販売代理店のリンクスインターナショナルに製品ページが用意されており、発売は近いと思われます。
特徴は、USB 3.0メモリとしては非常に高速な点。HDDとSSD用ベンチマークソフトATTO Disk Benchmarkで測定した連続リード速度は最高450MB/秒、連続ライト速度が最高360MB/秒と、一昔前のSSDを凌ぐ水準です。
本機は仕様としてSSDコントローラを使用していることが公表されていますが、肝心なコントローラ自体は明記されていません。ただしCorsairの製品紹介ページにあるCrystal DiskMark(CDM)の測定結果(上図)で、ライト性能が190MB/秒まで低下している点がヒントになりそうです。
というのも、ATTOとCDMでのライト速度に大きな性能差があるコントローラとなると、ライト時にデータ圧縮を使うSandforce製コントローラにほぼ確定するからです。
また、コルセアのBlogには、これに加えてベンチマークソフトAIDA64を使い、同社のシリアルATA接続SSDであるForce LX、および同社製USB 3.0メモリで従来最速だったFlash Voyager GSとランダムリード速度を比較した結果も掲載されていますが、ここではFlash Voyager GTXはForce LXに迫る速度です。
加えてATTO Disk Benchmarkのライト速度でこの2製品と比較した結果もありますが、こちらはForce LXをも抜き去っている点が注目できます。
ちなみに上記2点のグラフではWindows 8.1がWindows 7より高速になっていますが、これは本機の最高性能を引き出すためには、UASP(USB Attached SCSI Protocol)に対応したUSBコントローラのドライバが必要になるという制限によるもの。Windows 8以上でないとUASPに対応しないため、相対的にWindows 7では速度が下がっているというわけです。
合わせて同社は、SSDコントローラを使うメリットとして、S.M.A.R.T.やTRIMコマンドといった、SSDメンテナンス用の命令が使える点も紹介しています。…
特徴は、USB 3.0メモリとしては非常に高速な点。HDDとSSD用ベンチマークソフトATTO Disk Benchmarkで測定した連続リード速度は最高450MB/秒、連続ライト速度が最高360MB/秒と、一昔前のSSDを凌ぐ水準です。
本機は仕様としてSSDコントローラを使用していることが公表されていますが、肝心なコントローラ自体は明記されていません。ただしCorsairの製品紹介ページにあるCrystal DiskMark(CDM)の測定結果(上図)で、ライト性能が190MB/秒まで低下している点がヒントになりそうです。
というのも、ATTOとCDMでのライト速度に大きな性能差があるコントローラとなると、ライト時にデータ圧縮を使うSandforce製コントローラにほぼ確定するからです。
また、コルセアのBlogには、これに加えてベンチマークソフトAIDA64を使い、同社のシリアルATA接続SSDであるForce LX、および同社製USB 3.0メモリで従来最速だったFlash Voyager GSとランダムリード速度を比較した結果も掲載されていますが、ここではFlash Voyager GTXはForce LXに迫る速度です。
加えてATTO Disk Benchmarkのライト速度でこの2製品と比較した結果もありますが、こちらはForce LXをも抜き去っている点が注目できます。
ちなみに上記2点のグラフではWindows 8.1がWindows 7より高速になっていますが、これは本機の最高性能を引き出すためには、UASP(USB Attached SCSI Protocol)に対応したUSBコントローラのドライバが必要になるという制限によるもの。Windows 8以上でないとUASPに対応しないため、相対的にWindows 7では速度が下がっているというわけです。
合わせて同社は、SSDコントローラを使うメリットとして、S.M.A.R.T.やTRIMコマンドといった、SSDメンテナンス用の命令が使える点も紹介しています。…
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