一週間「スマートフォン断ち」してみた。以下がその記録である
まず一週間スマートフォン断ちした話を進める前に言っておかなければいけないことがある。実の所、ズルをした。
言っておくが大きな不正ではない。ReadWriteの編集長、オーウェン・トーマスが一週間モバイルデバイス無しで過ごしてみて、その体験を記事にするよう呼びかけていたので、私が協力した。全然大したことじゃないだろう思っていた。
しかしこれがしんどかった。
スマホのない生活なんて私自身、iPhoneやKindle Paperwhiteについてかなり依存していることから、ある程度の禁断症状に襲われる事は予想していた。
しかし世間がますますモバイルデバイスありきになってきているという点は想定外だった。空港でのチェックインから、電話を掛けること(忘れられがちかも知れないが、これも立派なスマホの機能だ)、旅行先(例えばアトランタとか)での自分撮りに至るまで、スマホは持ってて当然になっている。
持ってないならないで方法はあるが、その手間に見合うものではない。
携帯デバイスを使えない一週間は気分のいいものではなかったが、妙な充実感があった。自分がなぜモバイルデバイスを使うのかについて再考させられる一時だった。
1日目:安息日を忘れずに、携帯デバイスから離れよ私は信心深い方なので、日曜を大事にする。「汝、携帯デバイスを触るのを休め」というのは厳しい戒めではないだろう。少なくともこれまではそう思っていた。しかし朝の6:30にもなると早速支障が出てきた。通知機能をOffにするのを忘れていたため、スマホはメッセージの受信ですでに唸りをあげていた。
これらの着信は、今回の企画のルールがあるため、無視しなくてはならない。
非常に非キリスト教的なボヤキを入れた後、Macのメッセージアプリとスカイプを立ち上げてこの件は解決した。
私は自分でも分かってるアップル信者であり、この企業は私のような人間がiMessageを通じて他のMac、iPad、iPhoneユーザーと容易にメッセージをやりとりさせてくれる。Android、あるいはWindows Phoneを使っている知り合いとはSkypeを使う必要があるが、この場合問題となるのが、テキストを送ることはできても受け取ることが出来ない点だ。これはお金を払ってSkypeナンバーを持っている場合でも変わらない。結局知り合いが私に連絡をとろうとすると、週一くらいしかチェックしないSMSに送らざるをえないのだ。…
0 comments:
コメントを投稿