2014年8月19日火曜日

次世代の「USB付き名刺」がビジネスシーンに革新をもたらす

ビジネスマンにとって必要不可欠な"名刺"。

最近ではQRコード付きの名刺や、Twitter、Facebookなどのアカウント名付きの名刺を使用している人もいるようだ。

今回ご紹介するのは出資募集サイト「Kickstarter」で話題になっている「swivelCard」という電子名刺。この名刺は我々のビジネスにどのような影響をもたらすのだろうか?

まずswivelCardの特徴を挙げると、折りたたむことでUSBとして使うことができる名刺となっており、表面には名前や簡単な連絡先を従来の名刺と同じように記載できる。

USBの中には写真や映像等のデータを入れて交換すれば、これまで以上に自分自身のことを相手に知らせることが出来る仕組みとなっている。

このように、厚みもさほどがさばらない程なので、通常通りの名刺入れに使うことも出来るだろう。

またswivelCardにはリモートアクセス機能もついており、共有した情報がアップデートされた時でも、簡単に最新のデータを交換相手へ知らせることが出来る仕様となっており、企業の製品情報や芸術関係の作品情報など、頻繁に更新される場合に力を発揮する。


■ swivelCardがビジネスにもたらす影響とは

このswivelCardには上記の機能以外にも、名刺を受け取った人が情報へアクセスしやすくなるようにしたり、どのようにしてカードが使われているかを知ることも出来る機能が付く予定となっている。

この事により個人情報の扱いなど危惧されることはいくつかあるが、名刺だけではなく会員証やショップカードなどにも普及すれば、店ごとにswivelCardを使ったサービスの違いがあらわれて、ビジネスをさらに面白くしてくれる存在だともいえるだろう。

■ swivelCardプロジェクトの進行状況

swivelCardはKickstarterで9月11日まで資金調達を行う予定となっており、すでに目標の1万ドルの7倍近く(7万3千ドル)以上が募られている。

正式な製品化の前にここまで盛り上がるケースは稀で、今後もswivelCardの動向から目が放せない。

*参照:swivelCard: Smart Business Cards by Andrew DePaula — Kickstarter

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