2015年7月17日金曜日

<h1 itemprop="name">「Xperia Z4」のバッテリーはどれだけ持つ?――Z3と比較してみた

 「Xperia Z4」は、前モデル「Xperia Z3」よりも薄く、軽くなったことで、バッテリー容量がZ3の3100mAhから2930mAhに減った。LTEと3G接続時の連続通話時間と連続待受時間も、3キャリアのXperia Z4いずれも、Xperia Z3から大きく減っている。またドコモが計測した実使用時間も、「Xperia Z3 SO-01G」の約81時間から「Xperia Z4 SO-03G」は約67.8時間に減っている。

 実際のところ、Xperia Z4はどれだけバッテリーが持つのだろうか。Xperia Z4 SO-03GとXperia Z3 SO-01Gをテストした。

 テストはYouTubeのHD動画を連続再生、1080×1920ピクセルの静止画を連続表示、連続待受テストの3種類を行った。

 テストの条件は以下のとおりだ。

・東京都江戸川区の屋内で実施

・バッテリー残量の確認には「Battery Mix」アプリを使用

・満充電の状態で計測開始

・ネットワークはWi-Fiに接続

・GPSとWi-Fiはオン、Bluetoothはオフにした

・Googleの同期はオンにした

・Twitter、Facebook、Dropboxにログイン、Yahoo!アプリをインストール、iコンシェルとiチャネルを使用した

・ディスプレイ輝度は中間で統一した(明るさの自動調節はオフ)

 まずはYouTubeのテスト結果から見ていこう。こちらは6月27日の22時2分に開始し、3時間半テストを続けた。3時間半後のバッテリー残量は、Xperia Z4が35%、Xperia Z3が52%で、Z4の方が17%少ない結果になった。

 続いて静止画の連続再生。こちらは6月28日の10時32分に開始し、写真を表示させた状態で14時間放置した。バックライトを常時点灯させるために「Backlight Switch」アプリを使用した。1時間後のバッテリー残量は2機種とも95%だったが、2時間後あたりから徐々に差がつき、14時間後にはXperia Z4が26%、Xperia Z3が38%で12%まで差が開いた。YouTubeのテストよりは差は小さいが、ヘビーに使うほど、Z4はよりバッテリー残量が減りやすくなるといえそうだ。

 連続待受テストでは、バックライトを消灯した状態で48時間にわたって放置した(時折、残量確認で点灯させた)。

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