2015年10月8日木曜日

“ハイスピードIGZO”に進化、高速AFも可能になった「AQUOS Xx 2」

「AQUOS Xx 2」は、シャープが開発したソフトバンク向けの最新フラッグシップスマートフォン。片手で使うことに配慮し、ディスプレイは2014年夏モデル「AQUOS Xx」の5.7型から5.3型にサイズダウンした。カラーバリエーションはパープル、ブラック、ホワイトの3色。11月中旬の発売を予定している。

 3辺狭額縁のEDGESTデザインを継承しており、大画面そのものを手にしているような感覚を味わえる。側面のフレームにはアルミを使い、エッジにはダイヤカットを施した。本体下部の左右には、着信があったときやエモパーが話しているときなどに、柔らかく光るLEDを備えた。

 シャープスマホではおなじみの「IGZO」は「ハイスピードIGZO」に改良。従来の1秒間に60回の更新(60Hz駆動)から倍速となる、120回の更新(120Hz駆動)になり、残像を抑えた滑らかな表示が可能になる。画面スクロール時にはブレていて読めなかった文字も、快適に読めるようになるという。また、ゲームや動画は表示を滑らかにしたり、待受時は最小の表示にしたりと、コンテンツによって表示方法を制御することで、バッテリーの消費を抑えられるよう工夫した。

 メインカメラは1310万画素CMOSで、リコーの画質認証プログラム「GR certified」を取得している。位相差式とコントラスト式を組み合わせたハイブリッド式のオートフォーカスにより、高速でピントを合わせられる。レンズ位置を制御してブレを抑える光学式手ブレ補正も採用している。インカメラは800万画素となったほか、従来よりも広角なレンズを採用。自分撮りをするときも、より高い解像度で、かつ広範囲を収められるようになった。

 本体を握って持ち上げるだけでディスプレイが点灯する「グリップマジック」を継承。背面には新たに指紋センサーを搭載し、スムーズにロックを解除できる。この指紋センサーをなぞってアプリを起動できるショートカットも用意した。

 スマートフォンからユーザーに話しかけてくれるエージェント機能「エモパー」は、バージョン「3.0」に進化。音や光を使った感情表現がプラスされたほか、周囲の人の気配を察して話しかけてくれるようになる。エモパーに話しかけてメモを記録して、予定日時が近づいたらリマインドをしてくれる「エモメモ」も追加された。

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