あのオッサンは別人だったのか…
ノーベル賞にもノミネートされたビットコイン伝説の開発者サトシ・ナカモトの正体が、米Gizmodoの1カ月におよぶ取材で明らかになりました。
タレコミの情報の裏とりをした結果では、ひとりは豪シドニー在住ビジネスマンのCraig Steven Wrightさん、あとひとりは2013年に故人となった米国のデジタル科学捜査の専門家Dave Kleimanさんです。
初報は米ワイヤードに先を越されてしまいましたが、米Gizmodoも似た情報を追っており、数日前にはシドニーに住むWrightさんの事業パートナーとフロリダ州パームビーチに住むKleimanさんの親友にも直に取材を断行。Wrightさんが「Kleimanさんと2人でビットコインの開発に関わっていた」と言っていた、というオンレコ証言もとれたばかりでした。
米Gizmodo編集部にメールでタレコミがあったのは11月はじめ。送信主は「サトシ・ナカモトの素性を知っている。その下で働いたこともある」という匿名の人物です。
「サトシ・ナカモトをハックした。これらのファイルはすべて彼のビジネスアカウントから引き出したものだ。彼の本名はCraig Wright博士」…というメッセージがまず届き、続いて博士のOutlookアカウントから抽出したと思しいメールファイルの山が届きました。Craig Wright博士は学位と会社をいろいろ持っているコンピュータ工学の専門家であり連続起業家です。
調べてみるとなるほど去年、Wrightさんは「世界初のビットコイン銀行」を創設する計画を明らかにしています。LinkedInにある肩書きはDeMorgan社CEO。同社のサイトには「オルタナティブ通貨、次世代バンキング、セキュリティ評価&教育関連プロダクト、シンプルなUX実現が専門分野」とあり、子会社にはビットコインウォレット会社「C01n」、ビットコイン市場「Coin-Exch」、先述のビットコイン銀行「Denariuz」、世界最高クラスのスパコンなどが名を連ねています。
編集部に送られてきたメールと文書からはもうひとりの人物、元米軍兵士のKleimanさんとの密なつきあいが伺えます。Kleimanさんは1995年のバイク事故で車いすの生活になり、アームチェア探偵ならぬ孤高のデジタル科学捜査官となりました。最後は床ずれで感染死。…






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