2016年3月7日月曜日

Windows 10の日本語IMEが改善へ――プレビュー版「Build 14279」に実装

 米Microsoftは3月4日(現地時間)、Windows 10開発プレビュー版「Windows 10 Insider Preview」の「Build 14279」をWindows Insider ProgramにおけるFast Ring設定ユーザーに公開した。

 この新ビルドでは、日本語IMEが改善されているのが特徴だ。レスポンスが向上して従来よりスムーズな日本語入力が行えることに加えて、さらに多くの予測変換候補が選べるようになった。

 音声対応パーソナルアシスタント「Cortana」では、新たに書籍の名前や、期限のないリマインダー(クルマを洗うことなど)の設定に対応。サポート言語には、スペイン語(メキシコ)、ポルトガル語(ブラジル)、フランス語(カナダ)が加わった。それぞれの地域の食品や発音を考慮したローカライズも行われている。

 Windows 10製品版ではロック画面とログオン画面の背景が別々になっているが、新ビルドでは共通化された。またインタラクティブなレポートやプレゼン資料などを作成・共有できるアプリ「Sway」を「フォト」アプリに統合している。Xboxアプリ(β版)のアップデートも行われた。

 不具合の修正については、プロファイルを移動したユーザーでEdgeとCortanaがクラッシュする問題、Cortanaに完了したリマインダーが表示されたままになる問題、デスクトップにコピーや移動をしたアイテムがデスクトップを手動リフレッシュするまで表示されない問題、Windows Updateで特定のドライブを導入すると一部のPCでブルースクリーンが発生する問題が解決された。

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