よろしく、Vivです。
ニューヨークで行なわれたTechCrunchのイベントにて、噂されていた新AIの「Viv」が発表され、デモが行なわれました。Vivを開発したのは、Siriの生みの親Dag Kittlaus氏。Vivはアップルの専用デジタルアシスタントでもないし、Siriの妹というよりもいとこという感じでしょうかね。Kittlaus氏は、Vivは「ソフトウェアが自身を作り出す」と語り、AIアシスタントの最前線であることをアピールしました。
VivがSiriとくらべ何が勝り、優れているかといわれると、正直まだ細かいところはわかりません。ただ、以下の動画にもあるデモの様子を見ると、まず大きな特徴としてサードパーティアプリとのスムーズな連携があげられます。Venmoアプリからの送金が可能、Hotels.comで宿泊予約が可能、Uberで配車が可能、実にサクサクこなします。Kittlaus氏がさまざまな要求に応えられるVivを「マーケット」とよんでいますが、なるほど上手いですね。
Vivが最もその活躍を発揮するのは、複雑な会話/質問をこなせるというところでしょう。デモでは「あさっての午後5時以降、ゴールデンゲートブリッジらへんの気温って70度より暖かい?」と聞くシーンがあります。なかなか面倒な質問ですよね。場所も時間も温度も細かく指定されていますから。人間でもボーっとしてれば「え?」って聞き返したくなる質問です。…
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