きょうから7月。これから本格的なお中元の季節を迎えるが、最近、宅配便の荷物の受け取り希望日や受け取り方法の変更について、案内するふりを装った不審なメールの被害が増えているとして、ヤマト運輸や佐川急便が注意を呼びかけている。
ヤマト運輸や佐川急便によると、送りつけられる迷惑メールの手口はひとつではなく、さまざまなパターンがあり、日々、巧妙化している。いずれも実際の社名や宅配サービス名を名乗ったり、「ヤマト配送」や「佐川便」「佐々川急便」などの紛らわしい名称で配信されることが多い。
内容は、不在通知を装い、もっともらしい伝票番号や依頼主などの名前を記したうえで、配達物の中身を確認するために添付されたURLへアクセスしたり、添付ファイルを開封するよう指示されるという。
うっかりアクセスすると、出会い系サイトに誘導されたり、ウイルスに感染して、大量のスパムメールが送られる被害をこうむるから、要注意。
自衛手段としては、絶対に添付ファイルを開いたり、URLへアクセスしないこと。たとえ、「件名」や「差出人アドレス」に、クロネコヤマトの「お届け予定eメール」とあっても、即削除だ。不明な点があれば、たとえ一手間でも、不在者通知票に書かれた担当営業所や問い合わせ先に連絡してほしい。
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