2016年7月1日金曜日

<h1 itemprop="headline">チャット文化の新入社員、ビジネスメールに異常アリ!?

 やっと初日の研修が終わった。やはり慣れないことをすると、いつもよりどっと疲れるなぁ。受講者からの日報メールをチェックすると、その疲れはますます増えていく。

 なんというか……支離滅裂なのだ。研修内容に関する質問から始まって、いつの間にか今日の感想に話が変わり、揚げ句の果てには同僚とどういう会話をしたかという雑談まで混じっている。もちろん、そうではないメールもたくさんあるのだけど。

 きっと思い付いたことをそのまま書いたんだろうな……。メールの対応に四苦八苦していた私に、同僚A子が話しかけてきた。

A子: どうしたの?

わたし: これ、どう答えようかと思って。

A子: なになに……。あー。これは長いメールだね。何言いたいかよく分からないけどさ、この最後の一文はすごい。「報告書、スマホで書いてもいいですか? 帰りの電車の中で書いたら、時間の節約にもなるし、早く帰れると思うんです」って。ナイスアイデアだわ。こういうアイデアを出せる力っていいなぁ。ねぇねぇ、私もスマホで報告書送りたい~。そんなシステム作ってよ。

 A子よ。それ私に頼む内容じゃないわよ。しかも本当にそういうシステムを作っちゃったら、遠回しに「通勤時間や自宅でも仕事しろ」って言ってるようなものじゃない。コンプライアンス的にもどうかと思うぞ。

 とはいえ、確かにこういうアイデアを思い付いて、それを研修初日から講師にぶつける力があるのはいいよね。

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