2016年9月13日火曜日

<h1 itemprop="headline">iTunesギフトカードを使ったオレオレ詐欺が多発 Appleが注意喚起

[AP通信] 米Appleが公式サイトでiTunesギフトカードを使った詐欺について警告している。詐欺師は、ありもしない料金の支払いや「あなたの身内が逮捕され保釈金を必要としている」といった作り話で相手をだまし、iTunesギフトカードでの支払いを迫るという。

 プリペイドデビットカードを使った同様の詐欺については、以前から当局が警告している。だがIRS(米内国歳入庁)とFTC(米連邦取引委員会)によれば、ここ数カ月、詐欺師は追跡されにくい手軽な送金方法として、Appleの人気のギフトカードを使うようになっているという。

 この手の詐欺で一般的なのは、狙った相手に電話をかけ、税務署員や集金人、弁護士をかたるというもの。電話した相手の身内が逮捕されたと嘘を付き、その弁護を担当しているとだます手口もある。被害者は数百ドル分のギフトカードを購入し、各カードの16桁のコードを電話越しに伝えるように言われる。詐欺師はそうしたコードを使ってiTunesカードを換金したり、オンラインでコードを転売したりもする。

 Appleは9月9日、公式サイトに警告を掲載し、iTunesカードはデジタル音楽や書籍やアプリのオンライン購入にのみ使用し、送金目的では使わないよう呼びかけている。またAppleはこうした詐欺の被害にあわないための注意事項も掲載している。この手の詐欺の被害者はiTunesカードを一度に大量購入することが多いという。

(日本語翻訳 ITmedia ニュース)

(C) AP通信

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